私は、個人事業の経営コンサルタントで、開業し20年経ちます。しかし、私は浅い仕事を繰り返しており、経験というか回数はあっても、中身が無い、深みが無い状態でした。広い範囲で仕事はしたものの浅い仕事で、たいしたことが出来ない。それに気付いたのが50歳過ぎてから(かなり遅いのですが)。お世話になった公的中小企業支援機関の経営支援部長が大学院博士課程で学んでおり、お話しを伺っているうちに、大学院に入学し、なんとか今の自分を変えたいと思いました。
大学院を選びは、あれこれと検討しました。まずは、開講時間に行けるのか。仕事柄、出張が多く報告書作成・準備等で、平日夜は大学へ行けません。そうすると、土日開講に限られます。また、入学・授業料等が賄えることが前提になります。大阪市にサテライト教室のある公立の大学院に決めました。この社会人向け大学院の名称は、起業家コースでした。経営、組織、医療や福祉の関連など、様々な領域・テーマを持つ社会人学生がおられて、視野・視界が広がるような気がしました。
論文の構想、初っぱなから、つまずきました。何をテーマに、どのような内容とするのか。自身が言いたいこと・伝えたいことは何か。そのために、どのような筋書きを立てて肉付けしてゆけばよいのか、はっきり出来ません。研究の計画、戦略の立案には随分時間がかかりました(結局、修士の2年間バージョンアップずっとしてました)。曖昧な内容で、先生方から指摘を受けましたが、上手く修正出来ないのが辛かったです。自分のことができないのに、人さまのことが出来るのか?という心の声が止まなかったです。。。
前を向いて、コツコツ進む大切さを知りました。
研究を見てくれている方々とそのアドバイスは大切だということも知りました。
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